ツリカン

イサキ Chicken Grunt

Parapristipoma trilineatum ・ イサキ科

イサキ (Parapristipoma trilineatum)
写真: ふうけ / CC BY-SA 3.0 — 出典

釣期

梅雨どきが最盛期で、産卵前の群れが磯にも船にも寄る。夏の夜は上ずるので、日が落ちてからのほうが型が良い。晩秋の個体は脂が乗るが数は落ちる。

解説

幼魚は褐色の地に3本の黄色い縦縞が並び、イノシシの子に似るので「ウリボウ」と呼ばれる。学名の trilineatum もこの3本に由来する。成長すると縞は薄れて全体が青灰色になり、40cmほどに達する。夜行性で、産卵に向かう梅雨どきが旬とされる。

基本情報

学名
Parapristipoma trilineatum
イサキ科
英名
Chicken Grunt
かな
いさき
別名
イサギ・ウリボウ・イッサキ
海域
太平洋南部・東シナ海・九州西岸・日本海
大きさ
30 cm (max 45 cm)
時間帯
夕まづめ・夜・朝まづめ
タナ
中層から表層。コマセの帯の下に着き、夜は上ずる。反応が無ければ1ヒロずつ浅くしていく。

この魚の釣り方

梅雨どきが最盛期。船ではコマセかごの片天秤仕掛け、磯ではカゴ釣りでねらう。当歳魚は堤防のサビキでも釣れる。

磯でのウキ釣り

  • ウキ釣り
  • 釣れる月: 4〜10月
  • 難易度 ●●●●○
  • 中級
  • 上級
  • 夕まづめ

日が落ちるとタナが浅くなる。まず3ヒロで始め、アタリが無ければ1ヒロずつ詰める。カゴは軽く2回振って撒くだけで足りる。夜の磯は退路の確認が先で、浮力材入りのライフジャケットを着け、単独では入らないこと。

海域: 太平洋南部・東シナ海・九州西岸・日本海

船でのジギング

  • ジギング
  • 釣れる月: 5〜10月
  • 難易度 ●●●○○
  • 中級
  • 朝まづめ
  • 日中

30〜60gの軽いジグを底まで落とし、ゆっくり10mほど巻いて落とし直す。群れは底から少し上に浮くので、食った層を覚えてそこだけを通す。手返しを上げるほど数が伸びる。

海域: 太平洋南部・東シナ海・九州西岸・日本海

堤防でのサビキ釣り

  • サビキ釣り
  • 堤防
  • 釣れる月: 6〜10月
  • 難易度 ●○○○○
  • 初心者
  • ファミリー
  • 朝まづめ
  • 夕まづめ

3本の黄色い縞が残る当歳魚のウリボウが、夏の堤防に群れで入る。アジ用より小さい針のサビキで足元を探ると数が出る。背びれの棘が鋭いので、外す時は握らずタオル越しに押さえること。

海域: 太平洋南部・東シナ海・九州西岸・日本海

この魚を釣る装備セット

ウキ釣り入門 一式 ・ 一式 13,000〜30,000円

サビキ一式と竿・リールを共用できる。ウキ止めを動かしてタナを探るのがこの釣りの中身。

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取り扱い注意

この魚は素手で扱うと危険です。

鋭い棘 軽 ・ 部位: 背びれの棘

背びれの棘が硬く鋭い。強い毒は無いが、数が釣れる魚なので手にする回数が多く、握り込むと刺さる。締める前にハサミで背びれを落としておくと、以後の処理が安全になる。骨も硬く先が鋭いため、食べる時に喉へ刺さる事故が昔から知られている。

危険な魚・生物 — 刺された時、咬まれた時にどうするか

食べ方

食味 5/5 ★★★★★

刺身・塩焼き・煮付け。梅雨の個体は脂が乗り、皮目を炙ると香りが立つ。小骨が硬く鋭いので、子どもに出す時は身をほぐしてから。

食べ頃: 5〜7月

ルール

都道府県の漁業調整規則で体長制限が設けられている場合がある。夜の磯や堤防は立入が制限されている場所も多いので、出漁先の規則と現地の掲示を確認すること。

禁漁期とサイズ制限の調べ方 — 数字は47通りある

本記事は一般的な情報の整理であり、法的助言ではない。規則は自治体・漁協ごとに異なり、改定される。出漁先の最新の規則を必ず確認すること。

同じ釣り方で釣れる魚

同じ釣り場で釣れる魚

釣期・サイズ・食味は一般的な目安です。規制は変わるため、釣行前に都道府県・漁協・施設管理者の最新規則を確認してください。本アプリは一般情報を提供するもので、法的助言ではありません。