ツリカン

アイゴ Dusky Rabbitfish

Siganus fuscescens ・ アイゴ科

アイゴ (Siganus fuscescens)
写真: John Turnbull / CC BY-SA 2.0 — 出典

釣期

夏から秋の磯・堤防で、フカセやウキ釣りの外道として非常に高い頻度で掛かる。狙わなくても出会うので、真っ先に覚えるべき魚。

解説

ひれのとげに毒を持つ。海藻を食べ尽くす「磯焼け」の一因として問題視される一方、関西では食用に。

基本情報

学名
Siganus fuscescens
アイゴ科
英名
Dusky Rabbitfish
かな
あいご
別名
バリ・アイ・シャク
海域
太平洋南部・瀬戸内海・東シナ海・九州西岸・沖縄・南西諸島
大きさ
25 cm (max 40 cm)
時間帯
朝まづめ・日中・夕まづめ
タナ
中層〜底。コマセの帯の中に入り込んでくる。
地方名
バリ・バリ・バリ

この魚の釣り方

夏から秋の磯・堤防で、オキアミやコマセを使うフカセ・ウキ釣りの最中に掛かってくる。海藻も食べるため餌の適応範囲が広く、狙って避けるのは難しい。ウキが不規則に何度も入るような日は、まずこの魚を疑う。

磯でのフカセ釣り

  • フカセ釣り
  • 釣れる月: 5〜11月
  • 難易度 ●●○○○
  • 中級
  • 上級
  • 朝まづめ
  • 日中
  • 夕まづめ

狙わなくても掛かる代表的な危険外道。全てのヒレの棘に毒があるので、抜き上げたら地面に置き、フィッシュグリップで押さえてからプライヤーで針を外す。堤防や磯に放置しないこと(次の人が刺される)。

海域: 日本海・太平洋南部・瀬戸内海・東シナ海・九州西岸・沖縄・南西諸島

堤防でのウキ釣り

  • ウキ釣り
  • 堤防
  • 釣れる月: 5〜11月
  • 難易度 ●●○○○
  • 初心者
  • 中級
  • 朝まづめ
  • 日中
  • 夕まづめ

ウキが小刻みに何度も入るのに乗らない日は、この魚が湧いていることが多い。掛かったら素手で触らず、必ず道具で扱う。

海域: 日本海・太平洋南部・瀬戸内海・東シナ海・九州西岸・沖縄・南西諸島

この魚を釣る装備セット

フカセ釣り 一式 ・ 一式 45,000〜120,000円

磯に立つ前提の一式。装備の中でスパイクシューズとライフジャケットだけは妥協しないこと。

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取り扱い注意

この魚は素手で扱うと危険です。

毒棘 重度 ・ 部位: 背びれ・腹びれ・尻びれの棘

背びれ・腹びれ・尻びれのすべての棘に毒があり、刺されると激痛が数時間から数日続く。死んだ個体でも毒は残るため、クーラーやゴミ袋の中の個体でも危険。刺されたら傷口を洗い、我慢できる範囲の熱め(およそ45℃)の湯に浸けたうえで医療機関を受診すること。針を外す時は必ずプライヤーとフィッシュグリップを使い、絶対に素手で掴まない。堤防に放置すると次の人が刺されるので、持ち帰るか海に戻す。

危険な魚・生物 — 刺された時、咬まれた時にどうするか

食べ方

食味 3/5 ★★★☆☆

内臓の臭みが身に移りやすいので、釣った直後に棘を切り落として内臓を抜くのが前提。処理さえすれば白身は旨い。

食べ頃: 9〜11月

ルール

都道府県の漁業調整規則を確認すること。海藻を食害する魚として問題になる地域もあるが、放置や不適切な処分は別の問題を生むので行わない。

禁漁期とサイズ制限の調べ方 — 数字は47通りある

本記事は一般的な情報の整理であり、法的助言ではない。規則は自治体・漁協ごとに異なり、改定される。出漁先の最新の規則を必ず確認すること。

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