魚
クロダイ Blackhead Seabream
Acanthopagrus schlegelii ・ タイ科
写真: TMDSA / CC BY-SA 3.0 — 出典
釣期
通年釣れるが、乗っ込みの春と荒食いの秋が狙い目。警戒心が強く、同じ堤防に居ても簡単には食わない。だからこそ釣り人を長く引き留める。
解説
銀灰色〜黒のタイの仲間で、体側に細い縦縞が並ぶ。腹びれや尻びれが黄色いキチヌ(キビレ)に対し、本種のひれは黒っぽい。内湾や河口の汽水域に入り、淡水域まで遡ることもある身近な釣りの人気者。貝も海藻も食べる悪食で、多くは雄から雌へ性転換する。
基本情報
- 学名
- Acanthopagrus schlegelii
- 科
- タイ科
- 英名
- Blackhead Seabream
- かな
- くろだい
- 別名
- チヌ・ちぬ・カイズ
- 海域
- 日本海・太平洋北部・太平洋南部・瀬戸内海・東シナ海・九州西岸
- 大きさ
- 35 cm (max 60 cm)
- 時間帯
- 朝まづめ・日中・夕まづめ・夜
- タナ
- 底から中層まで幅広い。堤防の壁際を落とし込む釣りと、フカセで流す釣りで狙う層が変わる。
- 地方名
- チヌ・チヌ・チヌ・チヌ・チヌ・チヌ・チヌ・チヌ・チヌ
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この魚の釣り方
堤防や磯からウキフカセ・落とし込み・ダンゴ釣りで狙う。ほぼ周年釣れ、春と秋が最盛期。警戒心が強く駆け引きが楽しい。
堤防でのフカセ釣り
コマセを一点に効かせ、刺し餌をその真下へ同じ速さで落とす。餌取りに先に食われるので、コマセを離れた場所にも撒いて餌取りを分散させる。
エリア: 大阪湾
海域: 日本海・太平洋北部・太平洋南部・瀬戸内海・東シナ海・九州西岸
堤防でのウキ釣り
壁に付いたイガイやカニをそのまま餌にする。堤防の際を1mずつ歩いて落とし込むと、居場所が絞れる。
海域: 日本海・太平洋北部・太平洋南部・瀬戸内海・東シナ海・九州西岸
筏・カセでのフカセ釣り
筏の真下へ団子やコマセを落として魚を寄せる、腰を据えた釣り。足場が安定していて揺れも小さいので、磯より安全に本格的な釣りができる。
海域: 日本海・太平洋南部・瀬戸内海・東シナ海・九州西岸
この魚を釣る装備セット
フカセ釣り 一式 ・ 一式 45,000〜120,000円
-
磯竿 1.5号 5.3mフカセ釣り用の軟らかい長竿。細ハリスを守りながら大型を浮かせるための胴調子。
12,000〜45,000円
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スピニングリール 2500番堤防釣りで最も使い回しの利く番手。サビキ・ウキ・エギングまで1台で足りる。
4,000〜15,000円
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ナイロンライン 2号ちょい投げ・ウキ釣りの標準。伸びがあるので急な引きを吸収し、結び方が多少雑でも切れにくい。
600〜2,000円
-
フカセ仕掛け一式(円錐ウキ・ガン玉・ハリス)潮に馴染ませるための軽い仕掛け。ガン玉の位置を1つ動かすだけで流れ方が変わる。
1,000〜4,000円
-
オキアミ(生/ボイル)ウキ釣り・フカセの刺し餌。ボイルは餌取りに強く、生は食いが良い。
400〜1,200円
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配合エサ(マキエ用)オキアミに混ぜて撒きやすくする粉。比重と粘りを変えて、狙うタナにコマセを届ける。
500〜1,500円
-
水汲みバケツ(ロープ付き)手やコマセを流し、魚を活かすのに要る。堤防を汚さずに帰るための道具でもある。
800〜2,500円
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タモ網(玉網・5m前後)堤防は水面まで高く、大型は抜き上げると切れる。1本あるかどうかで釣果が変わる。
4,000〜20,000円
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クーラーボックス 15〜20L魚を冷やして持ち帰る。氷は多めに。夏場は保冷力の低い箱だと持ち帰りに向かない。
4,000〜25,000円
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ライフジャケット(桜マーク・大人用)最優先で買うべき装備。堤防でも磯でも船でも着る。船釣りでは国土交通省型式承認品(桜マーク)が求められる。
5,000〜20,000円
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スパイクシューズ/フェルトソール磯・テトラでは普通の靴は滑る。転倒が最も多い事故要因なので、磯に行くなら必須。
4,000〜15,000円
磯に立つ前提の一式。装備の中でスパイクシューズとライフジャケットだけは妥協しないこと。
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食べ方
食味 3/5 ★★★☆☆
刺身・塩焼き。育った場所の水質で風味が大きく変わるため、評価が分かれる魚。
食べ頃: 1月・2月・11月・12月
ルール
都道府県の漁業調整規則を確認すること。港湾には立入禁止区域が多く、釣り場としての可否も併せて確認する。
禁漁期とサイズ制限の調べ方 — 数字は47通りある
本記事は一般的な情報の整理であり、法的助言ではない。規則は自治体・漁協ごとに異なり、改定される。出漁先の最新の規則を必ず確認すること。