ツリカン

シイラ Common Dolphinfish

Coryphaena hippurus ・ シイラ科

シイラ (Coryphaena hippurus)
写真: Hans Hillewaert / CC BY-SA 4.0 — 出典

釣期

黒潮が寄る夏から秋の魚。流木やパヤオなど浮いている物の下に群れで着くので、魚を探すのではなく浮遊物を探す釣りになる。水温が下がると一気に沖へ抜ける。

解説

オスは額が垂直に張り出す。黄金と青に輝くが、水揚げすると急速に色あせる。ハワイでは「マヒマヒ」。

基本情報

学名
Coryphaena hippurus
シイラ科
英名
Common Dolphinfish
かな
しいら
別名
マンビキ・マヒマヒ・トウヒャク
海域
太平洋南部・東シナ海・九州西岸・沖縄・南西諸島
大きさ
90 cm (max 180 cm)
時間帯
朝まづめ・日中・夕まづめ
タナ
表層。浮遊物の陰から飛び出してくるので、物の真上ではなく風下側の際にルアーを通す。
地方名
マンビキ

この魚の釣り方

夏から秋の船のルアー釣りが定番。流木やパヤオなど浮遊物に着くので、そこへメタルジグやポッパーを投げる。引きが強く入門向け。

船でのジギング

  • ジギング
  • 釣れる月: 6〜11月
  • 難易度 ●●●○○
  • 中級
  • 朝まづめ
  • 日中

流木やパヤオの風下側へ投げ、着水したらすぐ速く引く。1匹掛けると群れが浮くので、次の人が続けて撃つと数が伸びる。取り込んだ魚はルアーを咥えたまま激しく暴れるため、必ずグリップで押さえてからプライヤーで外す。

海域: 太平洋南部・東シナ海・九州西岸・沖縄・南西諸島

磯でのジギング

  • ジギング
  • 釣れる月: 7〜10月
  • 難易度 ●●●●○
  • 中級
  • 上級
  • 朝まづめ
  • 夕まづめ

潮通しの良い地磯や堤防の先端に、夏の群れが岸寄りまで入ることがある。表層を速く引き、追ってきたら止めずに巻き切る。大型は足場から抜き上げられないので、タモを用意する。無理な取り込みは落水につながる。

海域: 太平洋南部・東シナ海・九州西岸・沖縄・南西諸島

この魚を釣る装備セット

ショアジギング 一式 ・ 一式 40,000〜100,000円

朝まずめの磯・堤防先端に立つことが多く、装備の安全度が結果より先に来る。単独釣行は避ける。

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取り扱い注意

この魚は素手で扱うと危険です。

ヒスタミン 中 ・ 部位: 筋肉(赤身)

筋肉にヒスチジンが多く、鮮度が落ちるとヒスタミンが生成されて食中毒(顔面紅潮・じんましん・頭痛)を起こすことが知られている。ヒスタミンは加熱しても分解されないので、焼いても揚げても防げない。取り込んだら即座に血を抜き、氷を張ったクーラーに入れて常温に置かないこと。大型は氷が足りなくなりやすいので、持ち帰る数を先に決めておく。

締め方と持ち帰り方 — 味の差は港で決まる

鋭歯 中 ・ 部位: 口・取り込み後の暴れ

口にはやすり状の細かい歯が並び、指を入れると擦り傷になる。それ以上に危険なのは取り込んだ後で、ルアーを咥えたまま船上で激しく暴れるため、外れたフックが人に刺さる事故が起きる。フィッシュグリップで頭を押さえ、顔を近づけず、プライヤーで外す。落ち着かせるまで足元に転がしたままにしないこと。

危険な魚・生物 — 刺された時、咬まれた時にどうするか

食べ方

食味 3/5 ★★★☆☆

フライ・ムニエル・バター焼き。淡泊な白身で加熱料理に向く。刺身にするなら血抜きと氷締めを徹底した個体に限る。

食べ頃: 7〜9月

ルール

沖の浮魚礁(パヤオ)や定置網は漁業者の施設であり、周囲での釣りが制限されている場所がある。乗合船では船長の指示に従い、都道府県の漁業調整規則も確認すること。

禁漁期とサイズ制限の調べ方 — 数字は47通りある

本記事は一般的な情報の整理であり、法的助言ではない。規則は自治体・漁協ごとに異なり、改定される。出漁先の最新の規則を必ず確認すること。

同じ釣り方で釣れる魚

同じ釣り場で釣れる魚

釣期・サイズ・食味は一般的な目安です。規制は変わるため、釣行前に都道府県・漁協・施設管理者の最新規則を確認してください。本アプリは一般情報を提供するもので、法的助言ではありません。