ツリカン

カツオ Skipjack Tuna

Katsuwonus pelamis ・ サバ科

カツオ (Katsuwonus pelamis)
写真: Jo Langeneck / CC BY-SA 4.0 — 出典

釣期

黒潮に乗って北上する初夏の初鰹と、南下する秋の戻り鰹で性格が変わる。初鰹は身が締まって香りが立ち、戻り鰹は脂が乗る。乗合船は夏から晩秋が中心。

解説

紡錘形で尾びれ以外のひれは小さく、背は濃い藍色、腹は銀白色。死ぬと腹に頭尾方向の黒い縦縞が現れ、逆に生きて興奮した個体には体を横切る横縞が浮き出る。黒潮に沿って回遊し、初夏の「初鰹」と秋の「戻り鰹」で脂ののりが変わる。鰹節の原料。

基本情報

学名
Katsuwonus pelamis
サバ科
英名
Skipjack Tuna
かな
かつお
別名
ホンガツオ・マガツオ・初ガツオ・戻りガツオ
海域
太平洋南部・東シナ海・九州西岸・沖縄・南西諸島
大きさ
50 cm (max 100 cm)
時間帯
朝まづめ・日中
タナ
表層から中層。鳥山とナブラが目印で、群れの真ん中ではなく進行方向の前へ投げて待つ。

この魚の釣り方

相模湾などの乗合船が主戦場。オキアミを撒くコマセ釣りに、ジグやプラグのキャスティングを組み合わせる。夏から晩秋が盛期。

船でのジギング

  • ジギング
  • 釣れる月: 5〜11月
  • 難易度 ●●●●○
  • 中級
  • 上級
  • 朝まづめ
  • 日中

鳥山とナブラの進行方向へ先回りして投げる。表層を速く引くか、ジグを落として底から一気に巻き上げる。取り込んだら即座に血を抜いて氷へ入れること。ここを省くとヒスタミン食中毒の原因になり、加熱しても防げない。

海域: 太平洋南部・東シナ海・九州西岸・沖縄・南西諸島

この魚を釣る装備セット

ショアジギング 一式 ・ 一式 40,000〜100,000円

朝まずめの磯・堤防先端に立つことが多く、装備の安全度が結果より先に来る。単独釣行は避ける。

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取り扱い注意

この魚は素手で扱うと危険です。

ヒスタミン 中 ・ 部位: 筋肉(赤身)

赤身にヒスチジンが多く、鮮度が落ちるとヒスタミンが生成される。食べると30分から1時間ほどで顔や耳が紅潮し、じんましんや頭痛が出ることが知られている。ヒスタミンは加熱しても分解されないため、たたきにしても防げない。釣った直後に血を抜いて氷で締め、常温に置かないこと。クーラーの氷が足りないなら、持ち帰る数を減らす判断を先にする。

締め方と持ち帰り方 — 味の差は港で決まる

寄生虫 中 ・ 部位: 内臓・筋肉

アニサキスが寄生していることがあり、生食で激しい腹痛を起こす例が知られている。2018年には伊豆諸島周辺で獲れたカツオを原因とする食中毒が全国で急増した。釣ったらすぐ内臓を抜いて冷やし、生で食べる場合は身をよく見ること。冷凍・加熱の条件は厚生労働省の示すものを確認する。

締め方と持ち帰り方 — 味の差は港で決まる

食べ方

食味 5/5 ★★★★★

たたき・刺身・角煮。皮目を強い火で炙って一気に冷やすと香りが立つ。血合いは鮮度が落ちると臭うので、その日のうちに。

食べ頃: 5月・6月・9〜11月

ルール

乗合船では船長の指示するタナと投入・回収の合図に必ず従うこと。都道府県の漁業調整規則も併せて確認する。

禁漁期とサイズ制限の調べ方 — 数字は47通りある

本記事は一般的な情報の整理であり、法的助言ではない。規則は自治体・漁協ごとに異なり、改定される。出漁先の最新の規則を必ず確認すること。

同じ釣り方で釣れる魚

同じ釣り場で釣れる魚

釣期・サイズ・食味は一般的な目安です。規制は変わるため、釣行前に都道府県・漁協・施設管理者の最新規則を確認してください。本アプリは一般情報を提供するもので、法的助言ではありません。