魚
ブリ Japanese Amberjack
Seriola quinqueradiata ・ アジ科
写真: E-190's / CC BY-SA 3.0 — 出典
釣期
成長段階でイナダ・ワラサ・ブリと名前が変わる出世魚。堤防から狙えるのは主にイナダ〜ワラサ級で、ショアジギングと泳がせが二本柱。
解説
暗青色の背と銀白色の腹の境に、黄色い縦帯が一本走る紡錘形の魚。上あごの後ろ上端が角張ることで、丸みを帯びるヒラマサと見分けられる。成長につれて呼び名が変わる出世魚の代表で、最大1.5mに達する。産卵前の冬にとれる「寒ブリ」は脂がのり、養殖も漁獲量を上回る規模で行われる。
基本情報
- 学名
- Seriola quinqueradiata
- 科
- アジ科
- 英名
- Japanese Amberjack
- かな
- ぶり
- 別名
- イナダ・ワラサ・ハマチ・ツバス・メジロ・フクラギ
- 海域
- 日本海・太平洋北部・太平洋南部・東シナ海・九州西岸
- 大きさ
- 60 cm (max 120 cm)
- 時間帯
- 朝まづめ・夕まづめ
- タナ
- 表層〜中層。朝まずめの30分に集中する日が多く、暗いうちから場所を取る釣りになる。
- 地方名
- ワカシ→イナダ→ワラサ→ブリ・ツバス→フクラギ→ガンド→ブリ・ツバス→ハマチ→メジロ→ブリ・ヤズ→ハマチ→メジロ→ブリ・ヤズ→ハマチ→メジロ→ブリ
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この魚の釣り方
若魚のイナダ・ワラサは堤防からのショアジギングや泳がせ釣りで狙え、夏から秋が盛り。成魚のブリは船釣りが中心。
堤防でのジギング
朝まずめの30分が本番。ドラグは事前に締めすぎず、走らせて止める前提で調整しておく。取り込みはタモを使い、無理に抜き上げない。
海域: 北海道・オホーツク・日本海・太平洋北部・太平洋南部・東シナ海・九州西岸
堤防での泳がせ釣り
サビキで小アジを確保してから始める。ウキ止めで棚を決め、餌が自由に泳げる長さのハリスを取る。周囲に人が多い堤防では、走られた時に迷惑になるので場所を選ぶこと。
海域: 北海道・オホーツク・日本海・太平洋北部・太平洋南部・東シナ海・九州西岸
この魚を釣る装備セット
ショアジギング 一式 ・ 一式 40,000〜100,000円
-
ショアジギングロッド 10ft MH40〜60gのメタルジグを投げ切る強さと長さ。青物の突っ込みを受け止める胴の力が要る。
12,000〜40,000円
-
スピニングリール 4000〜5000番ショアジギング用。走る青物にドラグが滑らかに出ることが最重要で、ここは安物を避けたい。
10,000〜35,000円
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PEライン 1.5〜2号ショアジギング用。飛距離と強度の折り合いがつく太さ。
2,000〜6,000円
-
フロロカーボン リーダーPEの先に結ぶ透明な糸。擦れに強く目立ちにくいので、根や魚の歯からPEを守る。
800〜3,000円
-
メタルジグ 30〜60gショアジギングの主力。同じ形で重さ違いを数個持ち、風と潮で使い分ける。
600〜2,500円
-
タモ網(玉網・5m前後)堤防は水面まで高く、大型は抜き上げると切れる。1本あるかどうかで釣果が変わる。
4,000〜20,000円
-
プライヤー(針外し)毒魚や歯の鋭い魚から手を守る必須品。素手で針を外そうとして刺されるのが最も多い事故。
800〜4,000円
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締め具・ナイフ(血抜き用)釣った魚を美味しく持ち帰るための道具。締めるかどうかで味が変わる。扱いはコラム「締め方と持ち帰り方」を参照。
1,000〜6,000円
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クーラーボックス 15〜20L魚を冷やして持ち帰る。氷は多めに。夏場は保冷力の低い箱だと持ち帰りに向かない。
4,000〜25,000円
-
ライフジャケット(桜マーク・大人用)最優先で買うべき装備。堤防でも磯でも船でも着る。船釣りでは国土交通省型式承認品(桜マーク)が求められる。
5,000〜20,000円
-
スパイクシューズ/フェルトソール磯・テトラでは普通の靴は滑る。転倒が最も多い事故要因なので、磯に行くなら必須。
4,000〜15,000円
朝まずめの磯・堤防先端に立つことが多く、装備の安全度が結果より先に来る。単独釣行は避ける。
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食べ方
食味 5/5 ★★★★★
刺身・照り焼き・ぶり大根。寒ブリは冬の最高級魚のひとつ。
食べ頃: 1月・2月・12月
ルール
都道府県の漁業調整規則を確認すること。定置網の周囲は立入・釣りが制限されていることがある。
禁漁期とサイズ制限の調べ方 — 数字は47通りある
本記事は一般的な情報の整理であり、法的助言ではない。規則は自治体・漁協ごとに異なり、改定される。出漁先の最新の規則を必ず確認すること。