ツリカン

マダコ Common Octopus (East Asian)

Octopus sinensis ・ マダコ科

釣期

夏の浅場が本番。ただし地域によっては共同漁業権の対象で、釣りが認められていない場所がある点に注意。

解説

堤防の敷石やテトラの隙間に潜む身近なタコ。8本の腕でカニや貝を捕らえ、体色と皮膚の質感を周囲に合わせて変える。夏に浅場へ寄り、堤防からタコエギやタコジグで狙える。関西では明石のものが特に有名。

基本情報

学名
Octopus sinensis
マダコ科
英名
Common Octopus (East Asian)
かな
まだこ
別名
タコ・たこ・アカシダコ
海域
日本海・太平洋北部・太平洋南部・瀬戸内海・東シナ海・九州西岸
大きさ
40 cm (max 100 cm)
時間帯
朝まづめ・日中・夕まづめ
タナ
底。完全に底に着けたまま動かす。
地方名
明石ダコ

この魚の釣り方

タコエギやタコジグを底に着け、その場で細かく揺らして誘い、乗ったら一気に引き剥がす。タコは吸盤で岩に張り付くので、掛かってからの一瞬の勝負になる。堤防の敷石やテトラ際を歩きながら丹念に探す釣り。釣行前に、その釣り場でタコを採ってよいかを必ず確認すること。

堤防でのエギング

  • エギング
  • 堤防
  • 釣れる月: 5〜11月
  • 難易度 ●●●○○
  • 中級
  • 朝まづめ
  • 日中
  • 夕まづめ

タコエギを底に着けたまま細かく揺すり、重みが乗ったら一気に引き剥がす。ためらうと吸盤で張り付かれて取れない。その釣り場でタコを採ってよいか(共同漁業権の対象でないか)を必ず事前に確認すること。

エリア: 東京湾大阪湾

海域: 日本海・太平洋北部・太平洋南部・瀬戸内海・東シナ海・九州西岸

この魚を釣る装備セット

エギング 一式 ・ 一式 28,000〜70,000円

餌が要らないぶん初期投資は高め。エギは根掛かりで失うので同じ号数を複数用意する。

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取り扱い注意

この魚は素手で扱うと危険です。

咬傷 軽 ・ 部位: 口(嘴)

腕の付け根中央に硬い嘴があり、噛まれると出血することがある。掴む時は頭部(胴)側を持つ。

危険な魚・生物 — 刺された時、咬まれた時にどうするか

咬毒 重度 ・ 部位: ※誤認注意:ヒョウモンダコ

マダコ自体に強い毒は無いが、同じ場所に猛毒のヒョウモンダコがいることがある。ヒョウモンダコは20cm前後と小さく、興奮すると青い輪や線の模様がはっきり浮き出る。唾液にテトロドトキシンを含み、噛まれると重篤化する。小さいタコ、青い輪のあるタコには絶対に素手で触れないこと。

危険な魚・生物 — 刺された時、咬まれた時にどうするか

食べ方

食味 5/5 ★★★★★

茹でて刺身・酢の物・たこ飯。塩でよく揉んでぬめりを落とすのが下処理の要。

食べ頃: 1月・6〜8月・12月

ルール

タコは地域によって共同漁業権の対象になっており、遊漁による採捕が禁止・制限されている場所がある。無断で採ると密漁として処罰の対象となり得るため、必ず出漁先の都道府県の漁業調整規則と漁協の取り決めを確認すること。素潜りや直接手で採る行為が特に問題になりやすい。

遊漁券と漁業権の基礎 — 海と川ではルールが違う

本記事は一般的な情報の整理であり、法的助言ではない。規則は自治体・漁協ごとに異なり、改定される。出漁先の最新の規則を必ず確認すること。

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